おいしい野菜をたくさん収穫するために、実はとっても大切なのが「土のpH(ペーハー)」です。
「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、仕組みさえ分かれば土作りがラクになり、野菜の育ち方も変わります。
今回は、土壌pHの基本から、野菜ごとの適正値、ご自宅で簡単にできる測り方まで分かりやすくまとめました!
土壌pHってなに?

土壌pHとは、土が「酸性」か「アルカリ性」かを示す数値のことです(1.0〜14.0)。
- pH 7.0 :中性
- pH 7.0未満 :酸性
- pH 7.0超 :アルカリ性
日本の土は、雨が多く酸性の成分が溶け出しやすいため、ほっておくと自然と酸性に傾く性質があります。
野菜ごとに「心地よいと感じるpH」が決まっており、土のpHが合っていないと、どんなに肥料をやっても根っこが栄養を吸い上げられなくなってしまいます。
【野菜別】適した土壌pHの一覧

多くの野菜は「弱酸性(pH 6.0〜6.5)」を好みますが、種類によって少しずつ好みが異なります。
- 弱酸性が好きな野菜(pH 6.0〜6.5)
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ダイコン、ニンジン、キャベツ、エダマメなど - 酸性に強い野菜(pH 5.5〜6.0)
サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ ※ジャガイモはpHが高すぎると「そうか病」という病気が出やすくなるため、酸性寄りがベストです。 - 酸性が苦手な野菜(pH 6.5〜7.0)
ホウレンソウ、エンドウ、ネギ、タマネギ、アスパラガス
自宅でできる!土壌pHの測り方3選

畑やプランターの土が今どんな状態か、まずは測ってみましょう。
ホームセンターやネットショップで手軽に買えるアイテムで測定できます。
- pH測定液(液状の試薬)
土と水を混ぜた上澄み液に液を垂らし、色の変化で確認します。手頃な価格で精度が高く、初心者さんにも一番おすすめです。 - 地挿し式のpHメーター
湿らせた土に直接メーターの先端を挿すだけで測れます。何度も使えて便利ですが、土が乾いていると正しく測れないことがあります。 - pH試験紙
水に溶かした土の液に紙を浸して測ります。安価で使いやすいですが、土の色で判別しにくい場合もあります。
pHが合わないときの調整テクニック

測定してみて適正値から外れていた場合は、苗を植える前に土を調整しておきましょう。
- 酸性をやわらげたいとき(pHを上げたい)
「苦土石灰」や「有機石灰(カキガラ)」を混ぜ込みます。植え付けの2週間前までに蒔いて、土としっかり馴染ませておくのがコツです。 - アルカリ性を抑えたいとき(pHを下げたい)
無調整の「ピートモス」や「鹿沼土」を混ぜ込むと、酸性側に傾かせることができます。
まずは育てる野菜の好むpHを知り、苗を植える前の「土の健康診断」から始めてみてください!
まとめ:土作りの第一歩は「pHチェック」から!

おいしい野菜を育てるためには、肥料を与える前にまず「土のpHを育てる野菜の好みに合わせること」が大切です。
- 日本の土は放っておくと酸性になりやすい
- 多くの野菜は「弱酸性(pH 6.0〜6.5)」を好む
- 酸性が苦手な野菜(ホウレンソウ等)には苦土石灰などで調整する
- 植え付けの2週間前までに測定&調整を済ませておく
苗を植える前のちょっとした準備で、野菜の育ちは驚くほど変わります。ぜひ「土の健康診断」をしてから、楽しく野菜作りにチャレンジしてみてくださいね!





















家庭菜園に癒されながら、無理をしない暮らしを楽しんでいます。
仕事は幼稚園教諭です。
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