
ジャガイモの収穫っていつなの?

葉がまだ青いけど、掘り起こしてもよいのかな?

ジャガイモの収穫時期って、なかなか分からないですよね
植え付けから約100日後にやって来る、一番ワクワクするジャガイモ収穫のタイミング!
この記事では、収穫前のモヤモヤを解消し、失敗しない5つの収穫のポイントを紹介します。
時期を逃さず、ジャガイモを無事に掘り上げられるよう、葉や茎、花、株元など5つのサインを見逃さないようにしてください。
収穫が近いジャガイモのチェックポイント5つ
ジャガイモを見ながら確認する「5つの収穫サイン」を紹介します。
- 葉の黄変・枯れ70%以上
- 茎倒伏完了
- 落花30〜40日経過
- 株元のひび割れ
- 試し掘りで皮が剥けない
サイン1:葉っぱが枯れ始める

植え付けからおおよそ90〜110日が過ぎると下葉から黄色くなり始めます。全体の6〜7割が、黄色〜茶色になる頃には株内の養分がイモに移動しています。
青々とした葉が3割以上残っている場合はまだ光合成が続いています。1週間ほど待つとさらに太る余地があります。
- 葉色が緑→黄→茶へ変化
- 株全体の6割以上が黄変したら目安
- 緑葉が3割超ならあと7日待機
サイン2:茎の枯れ、倒伏

収穫の時期、茎が倒れ始め雨後に完全に倒伏することもあります。これは茎が老化している証拠で、地下のイモは十分肥大したお知らせです。
- 茎の倒伏=繊維老化=収穫サイン
サイン3:花が落ちてからの日数とイモの肥大タイミングの目安

ジャガイモは開花から約30〜40日後にイモのデンプン蓄積がピークを迎えます。
花弁が地面に落ちた日を記録しておきましょう。その30日後を“第一の目安”、40日後を“最適収穫域”と覚えておくと失敗しません。
ただし高温期や乾燥が続くと肥大が遅れます。土の水分を指で感じてやや湿り気があるかも併せて確認しましょう。
| 開花イベント | 収穫までの日数 | 備考 |
|---|---|---|
| 花が咲く | 0日 | 開花直後はまだ未熟 |
| 花が落ちる | +30日 | 早掘り可能 |
| 落花後 | +40日 | 食味・デンプン最高 |
サイン4:株元のひび割れ

ジャガイモの収穫が近づくと、株元の土が盛り上がり、地面にひび割れができることがあります。これは、土の中でイモが大きく育ち、土を押し上げているためです。
株元にひび割れを見つけたら、ジャガイモが十分に肥大している可能性があります。
ただし土質や天候によって違うこともあるので、ひび割れだけで収穫時期を判断するのは避けましょう。
葉や茎が黄色く枯れていることや、試し掘りをしてイモの皮がしっかりしていることも確認すると、確実に収穫適期を見極められます。
サイン5:イモの皮がしっかりしてくる

株の周囲をスコップで5cmほど浅く掘り、直径2〜3cmの小イモを一つ取り出して指で軽く擦ってみましょう。
皮がペロリと剥ける場合はまだ薄皮状態で、水分も多く傷みやすいのであと1〜2週間置きます。
その逆で指圧しても表面が剥けず、艶が落ち着いたマット質になっていれば皮が厚く成熟サインです。
この確認を、晴天続きの乾いた午前中に行うとイモを傷めません。
- 浅く掘る位置は株元から10cm外周
- 試し掘りは晴天の午前中が安全
- 皮が剥ける=未熟、剥けない=収穫適期
- 傷つけたイモは即日調理で無駄なく
春植え/秋植え 地域や品種での見分け方
ジャガイモは植え付け時期によって収穫時期が異なります。収穫のサインは基本的に同じですが、気温や天候の影響を受けやすいため、それぞれの時期に合わせて見極めることが大切です。
春植えの収穫時期
春植えのジャガイモは、2〜3月に植え付け、6〜7月頃に収穫を迎えるのが一般的です。
地上部の葉や茎が7〜8割ほど黄色く枯れ、天気が2〜3日続いて土が乾いたタイミングを選ぶと、品質の良いジャガイモを収穫できます。
秋植えの収穫時期
秋植えは8〜9月頃に植え付け、11〜12月頃に収穫します。
秋から冬にかけては雨が少ない地域もありますが、
霜が降りる前に収穫を終えるのがおすすめです。寒さでイモが傷むことがあるため、収穫が遅れないよう注意しましょう。
| 品種 | 春植え収穫日数 | 秋植え収穫日数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 男爵 | 100日 | 120日 | ホクホク系 |
| メークイン | 110日 | 130日 | ねっとり系 |
| キタアカリ | 95日 | 115日 | 甘味強い |
地域や品種によって前後する
収穫時期は、地域の気候や栽培している品種によって1〜2週間ほど前後することがあります。
カレンダーだけで判断せず、「葉や茎が枯れる」「イモの皮がしっかりする」といった収穫サインを確認しながら収穫すると、失敗を防ぎやすくなります。
| 品種 | 生育型 | 植付〜収穫日数 | 味の特徴 |
|---|---|---|---|
| 男爵 | 中早生 | 95〜105日 | ホクホク・粉質 |
| メークイン | 晩生 | 110〜120日 | 粘質・煮崩れしにくい |
| キタアカリ | 早生 | 90〜100日 | 甘味・ホクホク |
| インカのめざめ | 晩生 | 115〜125日 | 濃黄・ナッツ風味 |
| デジマ | 中生 | 100〜110日 | 秋植え向き・粘質 |
ジャガイモの収穫方法
“せっかく育てたイモをザクッと傷つけた”という失敗談は後を絶ちません。
そこで畑・プランターそれぞれに最適な掘り方を紹介し、軍手の選び方から土のほぐし方、収穫後の泥落としまで詳説します。
作業は晴天続き2日目の午前中がベストです。
土が適度に乾いているとスコップが入りやすく、イモ表面の水滴も少ないため長期保存の成功率が上がります。
掘る前の準備:
前日までに支柱やマルチ、潅水ホースを外し、株間を熊手で浅く耕しておくとスコップが滑らかに入ります。
使用道具は先が丸い園芸フォーク、幅広ショベル、プラスチックコンテナが基本セット。
金属スコップを使う場合は刃を研がず鈍角に保つとイモを切る事故が激減します。
プランター栽培なら45Lのバケツを横倒しし、容器ごと転がして土を抜く方法が安全です。
掘り出す手順:
1株につき株元から15〜20cm外側にフォークを垂直に差し、テコの原理でゆっくり持ち上げるとイモが塊で持ち上がります。
途中で抵抗を感じたら角度を変え、左右に小刻みに揺すりながら土塊を崩すのがコツ。
手で直接イモを掴む際は軍手二重で指先を保護し、傷ついたイモは別コンテナへ分け、早食い用と貯蔵用を作業中に仕分けると後工程が楽になります。
プランターや狭いスペースでの収穫方法:
プランターの場合、まず縁をゴムハンマーで叩き内壁と土を分離させます。
次に横倒しにし、プランター背面を軽く押しながら土塊を丸ごと抜き取ります。
地面に新聞紙を敷いて受け止めればイモへの衝撃を緩和でき、表土を崩しながら指でイモを探る“早掘りスタイル”よりも断然傷が少なく済みます。
最後に残った細根はコンポストへ入れ、土はふるいで石を除いて再利用すればエコです。
掘ったイモの扱い方:
水洗いは腐敗リスクを高めるため基本NG。
ブラシで乾いた土を軽く払った後、日陰で3〜5時間乾燥させ、表面がマットになったら傷の有無を点検します。
皮が破れているもの、緑化したものは即日調理用かカットして冷凍保存へ。
残りは通気ネット袋か紙袋に入れ、発泡スチロール箱で10〜15℃・湿度80%をキープすると2〜3ヶ月は品質を保てます。
収穫が遅れるとどうなる?
『もう少し大きく』と待ち過ぎると、雨水の滞留や高温でイモに褐変斑点が広がり、内部褐変・空洞化・発芽ホルモン活性化が進行します。
ここでは遅掘りが招く3大トラブルとその場で出来る応急処置を紹介します。
遅れると起きる問題:
地温25℃超が続くと細胞壁が劣化しでんぷんが糖化、甘味は増すものの加熱時にベチャつく食感になります。
また長雨で酸欠状態が起きると軟腐病菌が増殖し、収穫前に半数以上がドロドロに溶けるケースも。
さらにモザイクウイルスを媒介するアブラムシが晩夏に増えるため、地上部が生き残っているほど感染率が跳ね上がります。
品質低下の見分け方:
- 表面が湿っぽい→軟腐リスク大
- 押すと凹む→内部空洞化
- 甘い発酵臭→糖化+腐敗進行
- 芽が1cm以上→保存性激減
- 皮が緑色→ソラニン増加で食味・安全性×
遅れた場合の応急処置と短期保存の方法(乾燥・風通しを確保)
やむを得ず雨天後に掘った場合は、新聞紙2重+扇風機弱風で12時間送風乾燥させると表面水分が飛び、腐敗菌の増殖が抑えられます。
同時に35℃以上の直射日光は避け、通気箱の底に炭や新聞紙を敷いて吸湿させると失敗が減ります。
長期保存を目指すときに避けるべき状態と対策
緑化・傷・大玉過ぎるイモは貯蔵に向きません。貯蔵候補は手のひらサイズ・皮色均一・芽なしが鉄則です。
段ボールは湿度を吸いやすくカビやすいので、穴あき発泡箱+新聞紙で湿度キープ、1〜2週間ごとに天地返しを行うと発芽ガスが抜けて鮮度が長持ちします。。
ジャガイモ収穫5つのサインのまとめ
ジャガイモ収穫 5つのサイン
- 葉の黄変・枯れ70%以上
- 茎倒伏完了
- 落花30〜40日経過
- 株元のひび割れ
- 試し掘りで皮が剥けない
よくある収穫前の注意点と今すぐやるべき行動リスト
- 天気予報をチェック
- 葉黄変率確認
- 試し掘り
- 道具準備
- 晴天2日目午前に収穫
この流れを押さえれば、失敗はほぼゼロです。
この記事をブックマークし、収穫直前にもう一度読み返すだけで安心してイモ掘りが楽しめます。
さあ、軍手をつけて畑へGO!
























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