ベランダ菜園やプランターでの家庭菜園を楽しんだ後に、必ずぶつかる壁が「使い終わったプランターの土」の処分方法です。
家庭菜園って、実は野菜を作るより土の処分の方が大変だったりします。
この記事では、プランターでいらなくなった土の処分方法として4つのルートを徹底解説します!
- 自治体(ゴミ出し)
- ホームセンター
- 専門業者
- 自宅で再生
さらに、ベランダ菜園に便利な不要な土を回収してくれる「土の回収キット」の使い勝手も比較しました。
これを読むと、あなたの環境にぴったりな「不要な土の処分方法」が見つかります。
プランターの家庭菜園 実は「土を捨てる」のが一番難しい?


不要になった土は、多くの自治体でゴミとして簡単には捨てられません。


不要になった土は、どんな感じですか?
- 捨てる方法は?: 車で運べそう?
- 土の量は?:鉢植え1つ分?それとも土嚢袋に何杯もある?
- 土の状態は?: 病気がありそう?まだ元気そうな土?
一般的なサイズ(65センチ)のプランター1個で約12ℓの土が必要となります。使用済みの土は水分などを含んでいるため、プランター1個分10kg前後の重さがあります。
【土を処分する労力】ゴミ収集ルールと時間的制約
土の処分で最初にぶつかる問題は、「自治体の分別ルール」です。同じ県内でも市区町村で扱いが違い、可燃ごみでOKの地域もあれば、回収不可で持ち込み施設や専門回収を案内される地域もあります。
可燃ごみで出せる場合でも「1回の収集で出せる量」「袋の重量制限」「土嚢袋不可」など細かい条件が付くことが多いです。
平日に持ち込みが必要なケースもあり仕事や育児で時間が取れない人ほど、回収袋や業者に頼む方が増えます。
【土の量】土の重さ・量・サイズ別に違う!
土の処分は、
・量が少ないと「家庭ゴミ」「自宅再生」で解決します。
・量が多くなると「回収サービス」「業者」が現実的になります。
目安としてベランダ菜園の小型プランター数鉢なら、袋に小分けして出せる可能性があります。
家庭菜園で大型プランターや土嚢袋数袋分になると、運ぶのがネックになります。濡れた土は重量が増え、袋が破れやすくなるため、乾かして扱うのが基本です。
- 少量(数L〜20L程度):自治体ルールに従い小分けして処分。または土壌再生
- 中量(20L袋が数袋):回収袋・ホームセンター回収・持ち込み
- 大量(土嚢袋多数・庭の入れ替え):回収業者、フレコンバッグ、軽トラ回収
【土の状態】続けて使うと「連作障害」「病気の原因」なども
「去年の土をそのまま使う」と野菜が育たない・実がつかない・葉色が悪いといった不調が出やすくなります。
原因は、大きく分けて2つ。
- 肥料分の偏りや、流亡による養分不足
- 連作障害や病原菌・害虫の残存
特にトマトやナスなどは連作障害が出やすく、同じ土で同じ科を続けると根が弱りやすくなります。
病気が疑われる土(根こぶ病、青枯病、萎凋病など)は、再生してもリスクが残る場合があるため、回収・処分を優先する判断も重要です。
- 生育不良:肥料切れ・pHの偏り・団粒構造の崩れが原因になりやすい
- 病害虫:コバエ類、センチュウ、カビ系病原菌が残ることがある
- 連作障害:同じ科の野菜を続けるほど起きやすい
プランターの土、どう捨てる?4つの方法


土の処分は、大きく分けて下記4つの方法があります。
- 【節約するなら】自治体のゴミ回収
- 【合理的に済ますなら】ホームセンター
- 【ほったらかし派】土の回収キット
- 【自給自足派】捨てずに再生
1. 【節約するなら】自治体のゴミ収集を確認(費用:0円〜)
最も安上がりなのが、自治体の家庭ゴミとして出す方法です。
- 確認方法: 自治体HPの「ごみ分別辞典」で「土・園芸用土」を検索しましょう。
- 出し方のコツ: 「乾燥させて軽くする」「根や石を除く」「数回に分けて少量ずつ出す」のがマナーです。
- 土を「回収不可」としている自治体も多いので必ず事前に電話やサイトで確認を!
自宅で少量のベランダ栽培なら
2. 【合理的に済ますなら】ホームセンターの回収サービス(費用:袋代程度)
カインズやコーナンなど、一部の店舗では土の回収を行っています。
- メリット:
新しい土を買うついでに処分できる。 - 注意点:
「指定の袋の購入が必要」「他店で買った土はNG」「石や根の混入厳禁」など、ルールは店舗ごとにかなり異なります。 - おすすめ:
事前に店舗のサービスカウンターで「回収の条件」を聞いておくと無駄足になりません。
3. 【ほったらかし派】土の回収キット・業者依頼(費用:数千円〜)
「重い土を運びたくない」「ベランダをすぐスッキリさせたい」なら、プロに頼むのが一番!「ほったらかし推奨派」としての解決策です。
- ネット注文の回収キット:
専用袋に詰めて玄関先に置いておくだけ。送料込みで数千円かかりますがマンション住まいの味方です。 - 不用品回収業者:
土だけでなく、古いプランターや支柱もまとめて持っていってくれます。大量にある場合だとコスパが良くなります。
4. 【自給自足】捨てずに「再生」して使い回す
良い土を捨てるのはもったいない!正しくケアすれば、土は何度でも使えます。
ケア方法は下記を参照してください。
- 土をふるいにかける:
古い根や虫、石を取り除く。 - 消毒する:
黒いビニール袋に入れて夏場に1週間太陽に当てる(太陽熱消毒)か、熱湯をかける。 - 栄養を足す:
苦土石灰でpHを整え、腐葉土や「土の再生材」を混ぜる。
土のPHが計れます。あるとかなり便利です
野菜別で見る、再生土にするコツ
- トマト・ナス: 連作障害に注意。新しい土を3割以上混ぜると安心です。
- ネギ・大葉: 再生土でも育ちやすい「ほったらかし」向きの優等生。
絶対NG!公園や空き地に土を捨てるのは「不法投棄」


「土だから自然に返るだろう」と公園や山に捨てるのは法律違反(不法投棄)です。
家庭菜園の土には肥料成分や外来種の種、病原菌が含まれているため、地域の生態系を壊す原因にもなります。必ずルールに沿った処分を!
培養土回収キット活用ガイド|人気3種類比較と使い方まとめ


「店舗に持ち込めるけど、どう運べばいい?」「指定袋って何?」という人に便利なのが、培養土回収キット(回収袋)です。
ここでは、代表例としてカインズ・コーナン系の回収袋の考え方と、ネット注文型キットの使い方を整理し、失敗しない注意点をまとめます。
回収袋は土を入れて持ち込むだけで回収ルートに乗せられる仕組みが多く、自治体で土が出せない地域でも解決策になります。
カインズ『土リサイクルバッグ』の特徴・費用・対応サイズ
カインズの土リサイクル系サービスは、指定のバッグ(回収袋)を使って店舗へ持ち込む運用が中心になります。
利用者側のメリットは、袋に入れて運ぶだけで手続きが簡単になりやすい点と、袋が丈夫で土が漏れにくい点です。
費用は「回収自体は無料でも袋代が必要」という形になりやすく、実質「コスト」は袋の価格と運搬の手間になります。
- メリット:丈夫で運びやすい/手続きがシンプルになりやすい
- コスト:袋代が実質費用になりやすい
- 注意:対応店舗・対象土・異物混入ルールを購入前に確認
コーナン『園芸土回収袋』の無料回収条件と依頼方法
コーナンでも園芸土回収袋の運用店舗があり、条件を満たすと回収自体は無料で進むケースがあります。
依頼方法としては、店頭で回収袋を購入。土を入れて持参。指定の回収場所へ持ち込む。この流れが一般的です。
混入物(石・根・プラ)があると受け付け不可になりやすいので、ふるい分けと分別を徹底しましょう。
また、回収袋の在庫がない場合もあります。事前に電話で在庫と回収可否を確認すると無駄足を防げます。
- 無料条件は店舗差がある:指定袋・対象土・受付方法を確認
- 持ち込み前に分別:石・根・プラ片は除去
- 在庫・回収可否は電話確認が確実
ネット注文OK!土回収キットの利用手順と注意ポイント
近くに回収対応のホームセンターがない場合や、持ち込みが難しい場合は、ネット注文できる土回収キット(回収袋+回収手配)が便利です。
使用済み 培養土 回収 キット
一般的な流れは、キットを購入→袋に土を詰める→集荷依頼または指定方法で発送→回収・処理という手順になります。
メリットは自宅完結しやすい点です。しかし送料や回収費が含まれるため、自治体や店舗回収より割高になることがあります。注意点は、重量上限、入れてよいもの(石・鉢底石・植物残渣の可否)、梱包方法、集荷可能エリアです。
特に土は重く、上限超過で回収不可になることがあります。購入前に「最大kg」と「袋サイズ」を必ず確認してください。
- 手順:購入→袋詰め→集荷/発送→回収処理
- 確認:重量上限・対象物・対応エリア・追加料金条件
- 割高になりやすいが「持ち込み不要」の価値が大きい
プランターの土、どう捨てる?「4つの処分方法」と失敗しない土壌再生術【ほったらかし・節約派も納得】〜まとめ
いかがでしたか?プランターの土の処分ってけっこう手間がかかりますよね。
まず自治体のゴミ出しルールの確認が最優先です。
少量で自治体が認めているなら、小分けして家庭ゴミとして出すのが最も手軽で安価です。
自治体では回収してくれない場合、または量が多い場合は、ホームセンターの園芸土回収(指定袋)や培養土回収キットを活用すると適正処理しやすくなります。
| 方法 | 向いている人 | コスト感 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自治体の家庭ゴミ (可能な地域) | 少量で小分けできる人 | 最安(袋代程度) | 自治体により不可 /量・重量制限 |
| ホームセンター回収袋 (持ち込み) | 車や運搬手段がある人 | 袋代中心 | 店舗差が大きい /異物混入NG |
| ネット回収キット (集荷) | 持ち込みが難しい人 | 中〜高(回収費・送料込み) | 重量上限/対象物制限 /エリア制限 |
自分で運べなかったり、土内に病気の疑いがある場合は、土回収業者に依頼することで時間と労力を大きく削減できます。
状態が良い土なら、ふるい分け・消毒・改良材と肥料の追加で土壌再生し、家庭菜園に再利用するのもおすすめです。
「量」「運搬」「病害虫リスク」「費用」の4点で判断し、無理のない方法で正しく安全に処分・再利用を進めてください。
土を片付けた後は、こちらの『ベランダ家庭菜園の始め方』もどうぞ






















・土の処分方法がわからない
・捨てようにも、重くて運べない
・自治体のゴミでは、回収してくれない
・病気が怖くて土の再利用がしづらい