
働く主婦歴30年以上(4人家族/保育士教諭)
家事・節約・生きがい・働く主婦
無理のない自然体な暮らしを追求し「ほったらかし家事」と「家庭菜園」で手間と出費を軽減
これから、いかに自分らしく生きるか?がテーマになってくる人生の後半戦。
さぁて、これから楽しむぞ!と思っても、人生には次から次に壁やら落とし穴やらいろんなことが起こります。
その中でも経済的なことって、最大の不安要素ではないでしょうか?

昨今の物価高…。お手上げ、、、
その解決策として、ひらめいたのは家庭菜園でした。
始める前までは億劫ではあったものの、プランターを使って野菜を育て始めてみたら生活が一変しました。
たくさんのメリット(「経済面」「健康面」「生きがい」「食生活」)を得ることができたのです。
この記事では、家庭菜園がくれたその「4つのメリット」を紹介します。
自分で野菜を育てることにどれだけたくさんの恩恵があるかよく分かりますので、ぜひご覧いただきこれからの生活を楽しんでください。
家庭菜園 4つのメリット
家庭菜園 デメリットも
家庭菜園がくれたメリット① 節約と収入

私が家庭菜園を始めた直接のきっかけは、老後の経済的な不安からです。
少しずつ貯めてきたお金も、物価高で今後どれだけあればいいのか?と、本当に不安に思っていました。老後の資金は、健康と同じくらい気になること。
中でも食費の値上がりには、頭を抱えていました。
ここ数年の食の情勢を見ると、今後も食べ物の値上がりは続いていくと思われます。

こうした背景もあり思いついたのが家庭菜園です。
自分で食べる分を作れば食費が浮くのでは?と思ったのです。
とはいえ、一度にすべてのことができるわけではありません。まず野菜を育てようと思ってもそのための土地がありません。
本格的に始めるためには費用も掛かるし、そもそもそんな体力もないのです。
暑い夏は熱中症も心配だし…とあれこれ悩みました。
それでも物価上昇がいつまでも止まりません。
(まずはプランターでいいのでちょっとした野菜(きゅうり、トマト)を作ってみよう)と決心しました。
家庭菜園は、節約と収入のもと
家庭菜園を始める時に投資と思って揃えたプランターや栽培土、肥料、種の購入費は痛かったものの、結果的には大きな節約になりました。

最初はちゃんと育てられるか自信もなかったので、いろんな種類の「野菜の種」を購入しました。種類を揃えるとそれだけ出費が嵩みます。
あとから知ったことですがメルカリに「野菜の種・少量セット」がありました。最初にこれを買えば出費は抑えられたと思いました。
今はかなり家庭菜園のスペースも広くなったので、買った種は無駄になっていません。
野菜の育て方は、書籍やブログ、YouTubeから情報を得て比較的スムーズに育てることができました。これが大きな節約になりました。野菜はほとんど買わなくて済むようになったのです。
そして今、野菜をメルカリで販売しています。ちょっとした収入にも繋がるようになりました。
家庭菜園がくれたメリット② 自分を大切にできる時間と健康維持

「節約」がメインで始めた家庭菜園も、土を触っていくうちに自分が幸せに感じる時間ができました。それまでは土を意識することもなく多忙の日々でしたが、今ではすっかり変わっていったのです。
理由は、
・毎朝眺める野菜たちが元気に育っていること
・家庭菜園に鳥たちが集まってくること
・雨が降ってくれることへの感謝 など
これらは自然が相手で、家庭菜園を始めて今までに感じたことのない不思議なパワーをもらうようになりました。
土や野菜、集まってくる生き物たちから元気をもらっているようです。
できた野菜からも素晴らしい恩恵があります。その新鮮さとみずみずしい美味しさを味わえることは喜びです。野菜中心の食生活になったことも良かったことです。
メルカリで「野菜セット」として販売もしていますが、他にも近所の方や、知人・友人にも分けています。食べた後にお礼やお褒めの言葉をもらうと嬉しくて幸せを感じます。
野菜が順調に育ち収穫後にそれを食べることは、心のゆとりを感じ、体の健康も実感するようになりました。
家庭菜園がくれたメリット③ 生きがい

人生後半で欠かせないことの大きなことに「生きがい」があります。
この「生きがい」に対し、家庭菜園は大きな役割を担っています。家庭菜園は、育てる喜びや成長を見届けることができるのです。野菜の収穫時には、感動もあります。このことは生涯の「生きがい」につながっていくのです。
野菜の成長:「子育てのような喜び」
生きがい
毎日手をかけたり土を整えたりする分、野菜が芽吹き、葉を広げ、実をつける—その変化を見る喜びは、子育てのような純粋な感動です。この小さな命との対話が、何でもない日々に確かな張りをくれます。
心の満足
収穫という確かな結果が出るので「自分の努力が実を結んだ」という満足感満が湧き上がります。この充実感は、日々の生活を支える心のバネとなっています。
家庭菜園仲間との交流
家庭菜園の生きがいのもう一つに、共通の趣味を持つ人との温かい繋がりがあります。
尽きない話題
「きゅうりの蔓が上に伸びすぎた」
「この土は肥料が足りない?」
といった、具体的な栽培の知恵や小さな失敗談は、共通の趣味を持つ人との尽きない話題となっています。家庭菜園をやっていなかったら生まれなかった交流です。
交流の楽しみ
自分で調べて苦労して得たノウハウや知恵を、友人や地域の人と共有し、感謝される喜び。この温かい交流は人生後半の生きがいを作ってくれました。
家庭菜園がくれたメリット④ 安心の食べもの

人生後半の「健康」は、食生活が大切です。家庭菜園で自ら野菜を育てることは、食への安心感が得られ、スーパーの食材では味わうことのできない「本物の味」という大きな恵みをもたらしてくれます。
食の安心:自分が育てた野菜
食の安心
自分で土づくりから水やり手入れを行うので、安心して口にできます。これは食の安全性が問われる現代において、お金では買えない安心感をもたらしてくれます。
健康への貢献
野菜を作っていると自然と「野菜中心」の食生活へと変わり、自分の健康に対してさらに気をつけるようになります。自分で作った野菜から得られる元気はどこにもありません。
採れたての感動〜五感で味わう
家庭菜園の醍醐味は、新鮮さだけでは語り尽くせない「採れたての感動」にあります。
もぎたての美味しさ
スーパーに並ぶ野菜は収穫から時間が経っていて、鮮度や栄養価が落ちています。しかし、家庭菜園の野菜はもぎたて。ミニトマトなら驚くほど甘く、葉物野菜はみずみずしく味が濃いなど、「野菜本来の味」を五感で味わえます。
食卓の充足感
自分で作った野菜が食卓に並ぶことで、毎日の食事が特別になります。この食に対する満足感と充足感は、日々の暮らしの中で大きな心のゆとりを生み出してくれます。
会話の充実
自分で作った野菜の「本物の味」は、家族や友人の会話のきっかけになります。「このトマトは美味しいね」と、素直に感動を共有できる時間が家族や友人との温かい繋がりを深めます。
家庭菜園のデメリット

良いことばかりに思える家庭菜園にもいくつかのデメリットがあります。誰かのノウハウや書籍を見ながら始めた家庭菜園も、やっていくうちに壁が立ちはだかる時があるのです。
住んでる地域の気候や、その方の土の状態、掛けられる時間などそれぞれに違うのです。無農薬や自然農法、有機栽培などやり方もいろいろです。
家庭菜園は、自分の経験でやっていくしかない!と思うことは多いです。家庭菜園のデメリットをいくつか例に挙げますと、下記のようなことです。
- 虫がつく
- 肥料代が掛かる
- 土の状態によって育たない野菜がある.etc
このようなデメリットや問題点も、実はおもしろい!と思えたら最高です。やっていきながら改善することで、その後自分の知識となっていきます。

わからないことがたくさんあることは、一見デメリットに思えますが、私はそれが楽しいと思うようになりました。
ほったらかしで節約〜家庭菜園がくれる生きがい まとめ
今回の記事は、いかがでしたか?
家庭菜園は、「節約」「自分の時間」「生きがい」「安心の食べ物」と人生後半戦最高の趣味です。
私自身、土に触れられる幸せと野菜の成長に日々感謝しています。
多くの方が、自分の手で野菜を育てることは地球の環境にも良いとも思うのです。それに野菜が育つのは特に労力はいらないです。
ほうっておくことで育っていきます。老後にはうってつけの趣味の世界でもあると思います。
あなたもこの「4つのメリット」、もしくはそれ以上にメリットのある家庭菜園を始めてみませんか?
これまで漠然と抱えていた老後への不安が、次第に解消されていくことを感じられかもしれません。
おさらい:今回紹介した4つのメリットとデメリット
家庭菜園スタートガイド(無理なく始める3つのこと)













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